平成26年11月に開設して約8か月、まだ新しい介護付有料老人ホーム「サンライズ・ヴィラ北春日部」の見学に伺ってきました。今年の2月からは看護師の24時間常駐体制をとり、今まで以上に医療依存度の高い方の受け入れが可能となったホームです。 看護師が24時間常駐しているホームというと一般的には医療依存度の高い入居者が多いことから、館内がどうしても病院っぽくなってしまうところが少なくないのですが、この「サンライズ・ヴィラ北春日部」では見学案内中も共用のリビングなどでご入居者同士談笑している姿をあちらこちらで見かけることができました。また館内で働くスタッフの皆さんも元気が良くて明るく、気持ち良いあいさつをしていただき、とても雰囲気の良いホームという印象を持ちました。こういったそのホームならではの雰囲気を感じるためにも見学が大切であることをあらためて認識した次第です。 館内では他にも新春の初詣やドライブ、春先のいちご狩りやショッピングセンターへのお買い物など外出の機会も積極的に設けておられるそうです。ご家族様向けに発行しているホーム便り「laughter北春日部」でその時の様子を見せていただきましたが皆さん楽しそうにしておられるのがよく伝わりました。 入居の費用についても伺いました。入居金0円のホームは近年あちらこちらでよく見かけるようになりましたが、看護師を24時間体制で配置しているホームで月額が20万円を切るというのはなかなかありません。入居金0円ホームのメリットは入りやすいことだけでなく出やすいことにもあります。特別養護老人ホーム（特養）の空室待ちでの利用などもできるのは利用する側には嬉しい点です。しかし通常、入居金0円のホームはその分、月額の費用が高額になりがちで40万円を超える料金設定になっていることも珍しくありません。このサンライズ・ヴィラ北春日部では月額費用は税込で18.8万円となっており、ご入院中などホームにいらっしゃらない期間は食費を1食単位で精算します。近年は食費を食材費と厨房管理費に分け、厨房管理費分の費用は食事を召し上がらなくても計上するホームが増えています。この点も良心的と言えるでしょう。 もう一つの特徴は24時間看護師常駐体制を取っているホームならではですが、医療依存度の高い方をはじめ、幅広い受入の実績と経験を積んでいるところです。まだ開設してから1年足らずですが、お口から食事を摂ることができず、鼻腔経管栄養の状態で入居された方が2名も、経口での栄養摂取に戻ることができた事例があるそうです。またご自身やご家族が延命を望まない場合の「看取り」についても協力医療機関との連携によって既に行った実績をもっています。このような「ホームとしての経験値」はご入居者にとって快適なホームでの生活を大きく左右する要素です。 最上階の4階は現在満室、2階の入居がもう少し進めば現在未オープンの3階のご案内が始まります。居室はどのお部屋でも費用の違いはありませんから、窓からの眺望のよい居室やダイニング（各階にあります）に近い居室など条件の良いお部屋を選ぶことができる良い機会でもあります。 東武スカイツリーラインが地下鉄日比谷線と乗り入れていることもあって都内からのお問合せも多いそうです。私たちとしても、お近くの方はもちろん、東京にお住まいの方にもぜひご覧になっていただきたいホームです。ウィルホームコンサルプラザではご見学の際の車両送迎も無料で承っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください！ （訪問日：2015年7月29日）