4月26日、オープン前のグランフォレスト練馬高松の内覧に伺いました。

最寄り駅は都営大江戸線の練馬春日町駅ですが、徒歩で15分強かかるので、公共交通機関を使ってご見学へ行かれる際は練馬駅からバスに乗っていただくことをお勧めいたします。
最寄りのバス停からは徒歩約2分ほどでホームに到着します。

中へ入ると、住友林業グループのホームらしい、新築の木の香りが漂います。

こちらは3階建てのホームですが、3階が比較的お元気な方のフロア、下の階に下がるにつれてよりお手伝いが必要な方のフロアとなっており、お体のご状態に応じてフロアを分ける予定だそうです。

ここ数年で同社が新規開設したホーム同様、見守りシステムを導入しています。
最近は他社ホームでも見守りシステムをよく見かけるようになりました。
使用している製品によって把握できる内容が異なりますが、ご入居者様の睡眠状態や健康管理、転倒予防や転倒の原因を究明できる…といったご入居者様へのメリットもありますが、実は働いている職員さんにもメリットがあります。

今までは夜間の巡回の際にご入居者様を起こしてしまうことがしばしばありましたが、システム導入によりご入居者様の睡眠状態を把握することで、眠りかけの浅い眠りの時には巡回を避けたり、離床時に転倒が多い方の場合は前もってお声がけをしたりといった対応が取れるようになったと伺いました。

また体調の変化に早めに気づくことでお医者様に診ていただくなど対処も早くできるので、大事に至らずに済み、責任感の強い職員さん達のメンタルを傷つけなくて済むこともあったそうです。
職員さんの負担を軽減することで離職防止にもつながります。

見守りシステムについては、ここ数年で導入がすすんだばかりなので、今後このような事例を伺う機会が増えていきそうです。

ご担当の方にお話を伺うと、このホームの売りはお食事だそうです。
厨房は業者さんに委託しており、お出汁をしっかりととっているので、お医者様から塩分を控えるように言われている方のお食事も味がしっかりついているのだそうです。

 

館内を見学した後昼食も試食させていただきました。
おしゃれなメニューだったので特別なお食事かと思いきやご入居者様にもご提供するメニューだったそうです。

普段食べなれていないメニューではありましたが、味もしっかりついていておいしくいただきました。

１Fのレストランからはウッドデッキに出られます。
周りは住宅街なので静かですし、これからの季節、晴れの日であれば快適に過ごせそうです。

駅から距離が離れている分、ビルや商業施設のような背の高い建物が少なく、窓からの景色は視界を遮りません。

ホームの近くには畑もあり、またこちらのホーム自体も草花で囲まれて、彩り豊かなホームとなっております。
これからご入居者様が増えたら園芸や畑を借りて野菜なども育てたいとのことです。

もともと土いじりをされていた方もそうでない方も植物や野菜を育てて収穫することが生きがいになり、生活にハリが出たり、手先を動かすことが作業療法になっていたりと様々なメリットがあります。

新規開設施設は皆さんが新しくご入居されるのでお友達が作りやすい環境です。
ぜひ一度ご見学されてみてはいかがでしょうか。