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2016.09.13
街歩きで見つけた昭和

相談員雲井の街歩きで見つけた昭和~都立家政は府立家政!?~

久しぶりの更新となりました「相談員雲井の街歩きで見つけた昭和」、今回は西武新宿線の小さな駅がテーマです。

都立家政駅

平成の今も現役の「都立家政」駅ですが、なんか変な名前ですよね。家政学校でもあるのかと駅近くを見まわしてみてもそれらしき学校は見当たりません。

ご存知の方も多いかもしれませんが、この駅の由来は駅の南口にある東京都立鷺宮高校です。この高校は創立当初、東京府立中野高等家政女学院という名称で、同校の父母と学校長が西武鉄道に新駅の開設を陳情して昭和12年にできたのが、「府立家政」駅なのです。

東京府が東京都になった昭和18年1月、駅名は「都立家政」に改められましたが、戦後、校名が現在の東京都立鷺宮高等学校となった以降も、駅名はそのままで現在に至っています。

都立家政交差点
駅前の商店街と新青梅街道がぶつかる交差点も「都立家政」です。

西武鉄道からは「東鷺ノ宮駅」へ改称したらどうかと地元に打診があったそうですが、愛着もあって駅名変更にはならなかったとのことです。「東鷺ノ宮」なんて味気ない駅名にならなくてよかったですよね~。