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2016.08.01

ご夫婦でホームへご入居するときは夫婦部屋を選ぶべきか問題

有料老人ホームにご夫婦でご入居を考えている場合、夫婦だから二人部屋があるホームの中から探そうとお考えの方も多いのではないでしょうか。
しかし、お二人が同室でない方がいいケースも実はあるのです。
今回はお部屋を一緒にすべきか否か、それぞれのメリットとデメリットを踏まえて考えていきたいと思います。

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同室のメリット:2室契約するよりも費用が抑えられる。

もし、別々のお部屋にするのであれば、費用は単純に個室×2になりますが、お二人部屋にご入居する場合は、食費はお二人分のご請求になりますが、管理費や家賃を抑えることができます。

同室のデメリット:どちらかのお身体のご状態が重い場合は、ストレスがかかる恐れがある。

ご夫婦のどちらか一方が頻繁にケアが必要なご状態であった場合、例えば就寝時に何度かおむつ交換に職員さんが出入りされて、隣でお休みになっているご主人様もしくは奥様が目を覚まされてしまうこともあります。
また、職員さんがお部屋にいないときは基本的に二人きりなので、ご自宅にいた時と同様、お元気なパートナーに、これやってあれやってとお願いしやすくなってしまいます。
そうなってしまっては、より良い介護環境にすべくご自宅からホームへ移ったのにも関わらず、環境があまり変わらなくなってしまいます。

お二人ともストレスなくお過ごしいただくには・・・?

過去の事例でホームへご入居されたことで、お二人が程よい距離感を保ち、ご自宅にいらしたときよりも関係がよくなったというご相談もたくさんございました。

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例えば、お部屋を隣同士や向かいにして、日中はどちらかのお部屋をリビング代わりにして一緒にお過ごししていただき寝るときは別々にしている方がいらっしゃいました。
別のケースでは、お元気な奥様はまだご自宅でお過ごしすることもできたのですが、離ればなれだと心配ということで、ご主人様と同じホームへご入居したいとご相談をいただきました。
色々とお悩みになられた結果、奥様はお洋服等のお荷物もたくさん収納できる広めのお元気な方向けのお部屋をお選びになり、お足元が悪くなられたご主人様は、近くの家具を伝って歩けるようにコンパクトなお部屋をお選びになりました。
お身体のご状態が異なるお二方がそれぞれご自分のお身体のご状態に合うお部屋をお選びになることで、ご自宅とホームと離ればなれにならずにお暮しいただくことが実現したケースでした。

お二人用居室の中には、お一人用の居室にはついていないミニキッチンやお風呂がついていたり、クローゼットがお一人用の居室より広かったり…と、設備が異なる場合もあります。

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お二人部屋にしかない魅力も当然ありますし、個室を2室ご契約することは上述したように当然コストもかかります。メリットデメリットを参考にしていただき、ご入居するときのお二人のお身体のご状態を踏まえて、ご検討していただくとよろしいのではないでしょうか。